放送大学の国文学の科目であるが、三随筆という事で
遅ればせだが(五月病で、7月の試験を受けず、来年1月まで延長)
講師先生著の文庫本を買って、読んでいる・・
枕草子、「春はあけぼの」(第1段)は有名だが、
「夏は」に始まる段はよくは知られていないはずだ・・!?
ちなみに、
夏は、世に知らず、暑き。(第122段)
・・というワンフレーズの断定で、
訳は、夏はものすごく暑いのが良い。
いや、う~~~(;'∀')
この夏、世に知らず暑いですよね!一日中冷房です・・
ちなみに、第1段は一日のうちの最高の瞬間の話。
春は曙。漸う白く成り行く。山際、少し明かりて、紫立ちたる雲の、細く棚引き立きたる。
夏は、夜。月の頃は、更なり。闇も猶、蛍、飛び違いたる。雨などのふるさへ、をかし。・・・
(夏ならば、昼間の暑さも忘れる、夜こそである。)