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興味津津または深深なnekoatama’s blog

マルチチュード

ネグリ=ハートのマルチチュード論

 

マルチチュードとは、

政治哲学者で元パドヴァ大学政治社会科学研究所教授であるアントニオ・ネグリとデューク大学文学部准教授であるマイケル・ハートが、

共著『帝国』および『マルチチュード』において

 

地球規模による民主主義を実現する可能性として、国境を越えるネットワーク上の権力として提唱している概念のことである。

 

ネグリはマルチチュードを、近代以降に登場した超大国覇権によるグローバルな世界秩序である帝国主義に対抗し、これからの世界を変革し得る存在としてそれぞれの国家国民企業を含む超国家的なネットワーク上の権力として位置付けている。

ネグリはマルチチュードについて、いわゆる19世紀以降の社会主義に代表される革命に見られた多様性差異性を無視したこれまでのありかたとは異なり、統合されたひとつの勢力ありながら多様性を失わない、かつ同一性と差異性の矛盾を問わぬ存在としている。

 ↑(マルチチュード - Wikipedia

 グローバルで中心を持たない権力やネットワークを新たな意味での帝国と位置付け、それに対抗する各地の人々の無数の試みをマルテチュードと呼び、マルテチュードを具体的に進めて帝国を乗り越えるための戦略として「共(コモン)」を打ち出した

 ↑『21世紀メディア論』(p254)

 

マルチチュード 上 ~<帝国>時代の戦争と民主主義 (NHKブックス)

マルチチュード 上 ~<帝国>時代の戦争と民主主義 (NHKブックス)

 

 

関連用語は

「文化帝国主義」という帝国・・文化帝国主義 - Wikipedia

 「コンテンツ産業」・・コンテンツ産業 - Wikipedia

日米のコンテンツ産業の違い - しっきーのブログ

<帝国> グローバル化の世界秩序とマルチチュードの可能性

<帝国> グローバル化の世界秩序とマルチチュードの可能性

  • 作者: アントニオ・ネグリ,マイケル・ハート,水嶋一憲,酒井隆史,浜邦彦,吉田俊実
  • 出版社/メーカー: 以文社
  • 発売日: 2003/01/23
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グローバルとローカルの共振―ラテンアメリカのマルチチュード

グローバルとローカルの共振―ラテンアメリカのマルチチュード

 

 

book.asahi.com

 

 

ジョン・トムリンソン

グローバリゼーション―文化帝国主義を超えて

グローバリゼーション―文化帝国主義を超えて

 

文化の“脱領土化”がもたらす画一化(文化帝国主義)の危機と、新しい多元的連帯(コスモポリタリズム)の可能性を精緻に分析

 

 

郊外化 - Wikipedia郊外化する社会

 

「独自性より均質性が日常社会を貫徹しつつある」(by水越伸)

同調圧力

同調圧力(ピア・プレッシャー)とは?

これは「人の意見や行動を多数派のそれに同調させようとする社会的圧力」

「日本に著しく特徴的な文化規範」(by水越伸)

 

同調圧力 - Wikipedia

少数意見のデメリットを必要以上に誇張する

 

「自分の意見」をいわせない空気と過剰な同調圧力 | 保坂展人

 

matome.naver.jp

同調圧力にだまされない変わり者が社会を変える。

同調圧力にだまされない変わり者が社会を変える。

 

 

勉強儀式と文具

期限が迫った大学院の試験勉強を いよいよノルマ勉強を始めようとしたのだが

ルーズリーフのストック、油断して、なくなっていました・・

紙と鉛筆がない問題発生、という感じ

ただ今メインで使ってるのはコクヨのA5ルーズリーフと ぺんてるのプラマンであるが、

プラマンの方は替え芯がそこらへんの店にあまりないので、 ネット注文し明日はもう届く予定だが、

どこにでもあるルーズリーフは 失念┓(´_`)┏ し

この「紙と鉛筆」問題で、朝から某スーパーへ セール日で朝から混んでいました・・
それにしても、ルーズリーフ (コクヨA5 100枚)って、30円は高くなっていました、という感じ┓(´_`)┏ ・・
それに「東大仕様」(ドット入り)ではないやつしかなかった 

 う~~ん 帰ってくると、今度は、プラマン(これで書くとなぜか字がうまく見える、と思っている)が擦れ始めました・・
仕方ないので、普通の万年筆にインクを入れる・・ う~~ん

 

 いよいよ言い訳がなくなると、勉強です(笑)

メタレベル

「××研究や●●研究と横並びに位置づけられるものでなく、それらを包括するようなメタレベルの方法論」ということだが、

 

メタ知識 - Wikipedia

メタ知識(英: Metaknowledge)とは、知識に関する知識である。

メタ知識は、体系的問題の知識や領域に依存しない知識であり、様々な活動領域に応用可能な知識である。

メタ知識は知識工学やナレッジマネジメントなどの知識を扱う学問の基本的概念であり、局所的な概念化や専門用語から抽象された統合されたオブジェクト/実体と見なされる。

 

 なるほど?

 

「批判的分析知と、能動的創造知をアマルガムの様に組み合わせる」(by水越伸)

異化

またこの言葉にぶつかったので、如何に?以下に

異化 - Wikipedia閲覧(20160706)

異化

異化(いか)は、慣れ親しんだ日常的な事物を奇異で非日常的なものとして表現するための手法。知覚の「自動化」を避けるためのものである。ソ連の文学理論家であるヴィクトル・シクロフスキーによって概念化された。

これまでに「異常化」や「脱自動化」などの訳語が考えられてきた

 

「私たちが生きる日常生活世界に揺さぶりをかける」というわけ

 

別に、

演劇理論として

kotobank.jp

当たり前と思われる事柄を、見慣れない未知のものに変える趣向をいう。

 

また

生物学用語として

異化 (catabolism)と同化 (anabolism):一口メモ

 

外界からの取り込んだ物質を変化させる過程を代謝 (metabolism) と呼ぶ。代謝 には異化と同化 の2つがある。 外界から取り込んだ物質(食物)を分解し,より簡単な化合物に変える とともにエネルギーを取り出す過程を異化 (catabolism) という

 

まとめとしてはこっちかな

dictionary.goo.ne.jp

ロシアフォルマリズムの手法の一。日常的で見慣れた題材を異質なものに変化させること。シクロフスキーらの提唱した語。

生物が外界から摂取した物質を体内で化学的に分解して、より簡単な物質に変える反応。これによってエネルギーを得る。カタボリズム。異化作用。⇔同化。

 

勉強中の休憩

 水越伸先生のメディア論ですけど

「カタカナ表記にはある種のぺダンティズム(衒学趣味)がある」

(いや、「微妙なスノビズムが込められている」であった)とおっしゃりながらも、

「歴史社会的なエージェント」とか、

「グローカルに拡大する格差」とか・・・

どうしても、そうなりますよね。

 

※理系の学問の「実験装置」に対置する、人文系の「概念装置」という言葉を知った

 ・・これは内田義彦さんが作られた、「概念装置」という概念という・・

 

 

ぺダンティズムとスノビズムは類語だと思っているが・・

以下では

スノビズムの方に、人を見下すという意味合いを付け加えていますね

detail.chiebukuro.yahoo.co.jp

 

とにかく勉強中~~ 

~~~リンク~~~~

1.クリエイティブ・コモンズ・ジャパン

creativecommons.jp

 

 

2.オープン・ナレッジ・ファウンデーション・ジャパン

okfn.jp

 ~~~テキスト~~~

フリーカルチャーをつくるためのガイドブック  クリエイティブ・コモンズによる創造の循環

フリーカルチャーをつくるためのガイドブック クリエイティブ・コモンズによる創造の循環

 

 

 

www.mag2.com

「メディア論」のおさらい1

水越伸先生のメディア論ですけど、

メディアの歴史分は終えて、

思想・哲学の方に入り、

ちょっと検索必要物件が多くなったので、ここにて・・

 

「群衆」・・19世紀末:byギュスターブ・ル・ボン(仏蘭西)

=都市に集まる労働者:感情的・非合理的・衝動的、暗示にかかりやすい

世論と群集 (1964年)

 

 

 

「公衆」・・20世紀初頭:byガブリエル・タルド(仏蘭西 社会心理学)

=物理的に極めて広範囲に散らばって居住しながら、新聞というマスメディアによって
情報や見解、感情を強襲している人々

「公衆」のネットワーク・・byチャールズ・H・クーリー(亜米利加 プラグマティズム)

=肯定的なイメージ:選択的にメディアに接触し、理性的に議論し、思考できる個人の、狭いコミュニティを越えたシンパシー(共感)によるネットワーク社会(社会進化論的で楽観的)

 

 

「大衆」‥1930年代:by ドイツフランクフルト学派 (ホルクハイマーやアドルノ)

 

=教養や批判精神までを管理され、国家や資本の被支配者として個性や理性をなくしてしまった人々

→マスメディアのイデオロギー性、政治性を告発・批判

 

 

~~~~~~研究者~~~~~~~~

ギュスターヴ・ル・ボン - Wikipedia

群衆とは、その構成員すべてが意識的人格を完全に喪失し、操縦者の断言・反復・感染による暗示のままに行動するような集合体

 

ガブリエル・タルド - Wikipedia

ル・ボンの群集心理学を批判し、直接対面的な関係によって結合する群集に対して、メディアを介した遠隔作用によって結合する公衆概念を提示した

1901年『世論と群集』

 

チャールズ・クーリー - Wikipedia

「鏡に映る自我」・・チャールズ・H・クーリー

 

フランクフルト学派 - Wikipedia

道具的理性という概念を提唱し、社会の近代化によって人間が自然(人間を含む)を支配し、搾取することを批判した。

 

ヴァルター・ベンヤミン - Wikipedia

 

~~~~~~テキスト~~~~~~~

 

群衆心理 (講談社学術文庫)

群衆心理 (講談社学術文庫)

 

 

模倣の法則

模倣の法則

 

 

※複製技術が、今ここにしかないという一回性(作品の亜裏)を消失させてしまう、それによって美的基準が「礼拝的価値」から「展示的価値」へと展開していく。文化的創造性を大衆が手に入れる可能性(byウォルター・ベンヤミン『複製技術時代の芸術』) 

複製技術時代の芸術 (晶文社クラシックス)

 

ベンヤミン「複製技術時代の芸術作品」精読 (岩波現代文庫)

ベンヤミン「複製技術時代の芸術作品」精読 (岩波現代文庫)

 

 

 1960年代テキストの代表:『マスコミュニケーション』(ウイルバー・シュラム編)

・・「内容」「オーディエンス」「効果」の理解、数量的分析手法による受容・効果過程の実証的研究→視聴率調査会社やマーケティング会社、知識産業

マス・コミュニケーション―マス・メディアの総合的研究 (現代社会科学叢書)

マス・コミュニケーション―マス・メディアの総合的研究 (現代社会科学叢書)

 

 

戦後日本の知的状況:アメリカ留学

明治以来のヨーロッパ志向の知的伝統+マルクス主義的思考の定着

テキストの代表:『社会心理学』(清水幾多郎 1951)

以下続く~~~~

 

郵便カバー・手帳カバー(持ち歩き)

持ち歩き手帳は、ほぼ日手帳のウィークリーであるが、

カバーはポーターの古い奴

さすがに飽きてきたので、これも古い奴であるが、

トラベラーズノートのカバーでさらにカバーした

トラベラーズノートで私的に残ねな点はA4三つ折りというか、
定型最大封筒がははさめない点・・

f:id:nekoatama:20160318101247j:plain

右はA5ファイル

左はA4三つ折りファイル

結局↓こういう形かな?

f:id:nekoatama:20160318101229j:plain

アンビエント・ファインダビリティ

アンビエント・ファインダビリティ の課題

「欲しい情報がどこにあるのか」

Ambient Findability:「いつどこからでも(情報を)発見する能力」

アンビエント」: 無線ネット接続、モバイル機器、GPS、RFIDなどの技術によって可能になった、 いつでも、どこでも、誰でも(モノであっても)、ネットワークに接続可能な世界 

「ファインダビリティ」;「見つけやすさ」を表す(新しい)考え方

 

アンビエント・ファインダビリティ ―ウェブ、検索、そしてコミュニケーションをめぐる旅

アンビエント・ファインダビリティ ―ウェブ、検索、そしてコミュニケーションをめぐる旅

 

 鎌田浩毅さんの『世界がわかる理系の名著』にでてくる

歩くとしても

『わたしに会うまでの1600キロ』(原作タイトル Wild)を見て、
シェリル・ストレイドの自伝小説 Wild: From Lost to Found on the Pacific Crest Trail を

読みたくなり、図書で予約したのだが、

彼女が歩いたのは PCT=the Pacific Crest Trail!!

私も、歩くのはいいけど、「トレイル」でなく、やっぱり

「山の辺の道」なんかにしておきたい(笑)、と思う

それも2回に分けて!1・・

www3.pref.nara.jp

 

あと、京都もね

kyoto.graphic.co.jp

ま、一人で、というところは一緒だ!

 

わたしに会うまでの1600キロ [Blu-ray]

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山の辺の道を歩く―万葉歌碑・寺社・史跡めぐり

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図説 飛鳥の古社を歩く―飛鳥・山辺の道 (ふくろうの本)

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故人の机

フォトフレームは死ぬほどいろいろ?買いましたよ

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位牌は仏壇にはまだ納めていません

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プリザーブドフラワーのついたのも買いましたが、

結論としては

フォトフレームは 

後ろに黒いビロードが張ってあるようなものがいい

写真屋さんではなく、雑貨屋さんのがいい(買ってないけど一点豪華的)

 

 



 

「フレームワーク」 「グロービッシュ」

最初に言い始めたのはだれなのか?

フレームワーク wikipedia 閲覧20160208

開発・運用・意思決定を行う際に、その基礎となる規則・構造・アイデア・思想などの集合のこと。日本語では「枠組み」などと訳されることが多い。 

ただいま、 鎌田浩毅さん祭り中であるが、

「一生モノの英語勉強法」に
英語と日本語のフレームワークのギャップというものが書かれている
凄く納得である

人間は「フレームワーク」に支配されている

「フレームワーク」を増やして世界へ飛び立とう

 

言葉にできることは極力言葉にする(モノの数に敏感)
「トピックセンテンス」という欧米語の約束

 

英語は3000語、フランス語は2000語の基本語で
日常生活のコミュニケーションを賄えるg

Glovish グロービッシュ(グローバルなイングリッシュ)は

1500語で必要最低限のコミュニケーション

 

世界のグロービッシュ ─1500語で通じる驚異の英語術

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  • 作者: ジャン=ポール・ネリエール,デービット・ホン,グローバル人材開発
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多忙社員こそグロービッシュ  完璧を求めない英語「再」入門 (中公新書ラクレ)

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一生モノの英語練習帳 (祥伝社新書)

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