昨日、中国のSFテレビドラマ「三体」を見始めた。
実のところ、アジアで初めてヒューゴー賞をとった作品なので、
2019年に早川書房で翻訳が出た時に、図書を借りて読み始めていた・・
しかし、以下の内容にあるように、冒頭が長々しい「同志」粛清的な話で、どうにも読み続けられなかった。
内容(「BOOK」データベースより)
物理学者の父を文化大革命で惨殺され、人類に絶望した中国人エリート科学者・葉文潔(イエ・ウェンジエ)。失意の日々を過ごす彼女は、ある日、巨大パラボラアンテナを備える謎めいた軍事基地にスカウトされる。そこでは、人類の運命を左右するかもしれないプロジェクトが、極秘裏に進行していた。数十年後。ナノテク素材の研究者・汪森(ワン・ミャオ)は、ある会議に招集され、世界的な科学者が次々に自殺している事実を告げられる。その陰に見え隠れする学術団体“科学フロンティア”への潜入を引き受けた彼を、科学的にありえない怪現象“ゴースト・カウントダウン”が襲う。そして汪森が入り込む、三つの太陽を持つ異星を舞台にしたVRゲーム『三体』の驚くべき真実とは?本書に始まる“三体”三部作は、本国版が合計2100万部、英訳版が100万部以上の売上を記録。翻訳書として、またアジア圏の作品として初のヒューゴー賞長篇部門に輝いた、現代中国最大のヒット作。
それがドラマでは、まず、科学者たちの自殺で始まり、主役はナノテクの物理学者の方で,
過去の謎や毛沢東の肖像画が飾られた部屋などはときどき挟まるが、内心の齟齬をあまり感じず見続けられるのは良い・・・
いや、中国史を現代までやったところで、その後、内心超複雑になっているのである。
防衛大学校卒業祝辞集「戦い好まば国滅び戦い忘れなば国危うし」
(三浦朱門編2001年光文社刊)を借りてしまうし、
YouTubeでも、防衛大学の儀仗隊を見たりしてしまうし。
ロマの他にウクライナ人が、ナチスの粛清の対象であったことも見てしまうし・・・
実に重たいです。
そんな気分の中、日本体育大学の集団行動もみてました。こっちは良い。
ちなみに、Amazonの「三体」三部作解説はネタバレ模様のようだ・・これ以上
みないでおきますwww
(ドラマはHulu配信で40話ある・・(;'∀'))
※ここまで来て、AIタイトルアシストを使ってみた・・うん??
忘れ去られた運命:「三体」の冒険と人類の未来
ヒューゴー賞受賞作「三体」:父の死とプロジェクトの運命
いやあ、このブログではたしかに『三体』の話をしているけれど、書きたいのは、その内容の話では無くて、
なぜ読み続けられなかったか、という事と、
中国史を読んで(学んで)、重い気分になっているという話です。
⇒AI作成風のタイトルつけてみましたよ(www)