こんな動画を見つけましたので、 後ほど追記します‥
う~~ん//出典がないのが不満。後日追記します。(漢字教育士の端くれなので)
~~~~~~ここから追記~~~~~~
先ず『常用字解 』(白川静)から
花
形声。音符は化(か)。
もとの字は華(*1)で、花びらが美しく咲き乱れている象形の字である。のち形声の字の花が五世紀のころに作られたものを思われる。
花は草や木の「はな」をいい、また「花のような美しさ、はなやかさ」をいう。
*1(漢検漢字pediaから)華の旧字は
会意形声。艸と、𠌶(クワ)(はな。・は省略形)とから成り、草木の美しい「はな」の意を表す。(出典:角川新字源)
華
象形。花びらが美しく咲き乱れている形。咲き乱れている花の形であるから、 「はな、はなやか」の意味となる。その華を抜き取ることを拝(*2)という、その腰を曲げて華を抜き取る姿勢が拝礼の形に近いので、拝は拝礼する(おがむ)の意味となるが、この拝の右の作りの部分が華の形である。花はのち華の字を形声の字に改め、化(か)の音であるので花とした。
*2(漢検の漢字pediaから)拝の 旧字は、会意。手と、(こつ)(は省略形。しげった草を両手で持つ)とから成る。
『字統』(白川静) (p74)
花(華)
形声 声符は化(か)、正字の華は、その下部が華の象形である。
(拝)の初形は、それを手で摘み取る形で、拝は「ぬく」と読み、その華を摘む姿勢を拝という。
花は華を形声化した略字。漢・魏以前にはその字がなく、北魏の太武帝(たいぶてい)の始光二年(425年)、新字千余四を作ったことがあり、そのときのものであろうと思われる。
【爾雅、釈草】に、「木には之を華と謂い、草には之を榮と謂ふ」とし、
【説文解字】 六下には、「草は榮(はな)なり」と訓する。華麗の意にはなお華を用い、花を用いることはない。
ちなみに榮であるが
栄
その篝火の明るく燃えさかる様子を榮といい、「はなやぐ。はえる、さかえ」の意味となる。その意味を人に及ぼして、「ほめれ、さかえ」の意味に用いる。(出典:常用字解)
今までずっと紹介してきたのは
榮=この漢字の冠の部分は、松明の小さな火の粉が飛び散る様で
木に花が咲くという意味だそう。
こう書いたのは2012年の3月のこと。
今年も、花のボランティアのサイトに、
梅にウグイス・・ ウグイスは春告鳥(ハルツゲドリ)というが、螢と 鶯と 勞わり ・・という字は、 同じ小さな炎をもつとか~(by 白川静)「榮える」というこの字も、もとは木に花が咲くという意味だとのこと。さまざまな樹上に小さな炎、花が咲き始める季節になりました。(再掲)
・・というようなことを書きました。
ところで、
私の漢字辞典で角川のものは「大字源」の方だったのだが、こちらの、
推奨の中辞典、無料アプリもあるようです。
私個人は円満字二郎先生のをお勧めか???