記憶のシステム(3つの過程)
記銘(符号化)→保持→再生再認
保持 短期的(短期記憶)
長期的(長期記憶)
忘却・想起
短期記憶(作動記憶 ワーキングメモリー 容量7±2チャンク)
から
長期記憶(回想記憶 展望記憶 容量無限)
への移行
維持リハーサル
精緻化リハーサル(繰り返し)によって補強
想起するフック〈鈎〉を使ったり分割・グループ化
想起を求める質問の言葉が記憶の変容をもたらす
忘却の原因 減衰説 干渉説 検索失敗説
長期記憶
宣言的記憶(エピソード記憶 意味記憶)
手続き的記憶
エピソード記憶
自伝的記憶=回想的記憶
展望的記憶
顕在記憶と潜在記憶
メタ記憶(自分自身で意識し、それをモニターしたり、さらによりよく記憶できるような工夫を試みたする)
もっとも古い記憶 3~4歳が46% 4歳という年齢がクリティカルな転換点
認知症の記憶障害は記銘(符号化)
健康な人の物忘れは記憶の想起の困難(記憶へのアクセスの問題)
自伝的記憶(人が生活の中で経験した様々な出来事に関する記憶の総体)
「親近性効果」現在の年齢に近い時期の記憶が最もよく想起される
「レミニッセンス・バンプ」
10代後半から30歳代前半の記憶の想起に大きな山がある
(その時期の決断や経験がその後の人生に大きな影響を及ぼしている)