図書の『世界服飾史』(能澤慧子 ナツメ社2012)を見たのだが、
民族衣装といことばは、第7部のタイトルで、アジア・アフリカの限定のように使われているようだ。
ヨーロッパの方、伝統衣装という言葉は出てくるが、民族衣装という言葉はほぼ使われていないようだ。
よく見ると、わずかに、
「祭りに見る中世庶民の衣服」という2ページ(p98‐99)に、
ブルガリアの民族衣装という写真があり、
キャプションは
「ブルガリアの伝統衣装を身に着けた女性、
エプロンやシュミーズに施された鮮やかな色合いの刺繍が特徴。」
収穫の季節に見たい各国の伝統衣装
ブルガリアの中心であるバラの谷。バラの収穫期は5~6月で、
毎年6月上旬にはバラ祭りを開催。
この祭りではこ伝統衣装に身を包んだ女性たちを見ることができる。
女性たちは、袖口や前見頃に刺繍が施された白いシュミーズを着て.その上にスクマンという袖なしのチュニックやベストとエプロンを着用。
ここにも、幾何学模様や花の柄が赤、青、黄、緑など、鮮やかな色の糸で刺繍されている。
頭にかぶるのは、たくさんのコインを使った伝統的な飾り物やスカーフだ
p99(ユニフォトプレス)
いや、wikipediaの下の画像とは、だいぶイメージが違うがちがうが・・・(;'∀')白いハンカチは共通?
フランスのアルザス地方の8月のワイン祭り
大きなリボンの帽子(コアフ)を被り、シュミーズの上に、赤いスカート、黒いエプロンをつける伝統衣装
風車と古城のスペインのコンスエグラ村サフラン祭り
オランダ アルクマールのチーズ市
フォーレンダムの民族衣装は、三角形のような立体的な白色の帽子、黒エプロンに花柄模様、ストライプ柄のスカートが基本。オランダの民族衣装では一番有名な衣装
ミッフィーと一緒にオランダ衣装❗️ pic.twitter.com/ewNpMPacJ9
— 佐倉市観光協会 (@sakurashikankou) April 9, 2016
Hansi (Jean-Jacques WALTZ) (1873-1951)
ハンジ(ジャン・ジャック・ヴァルツ)Hansi (Jean-Jacques WALTZ) (1873-1951)
もう一冊の図書、『世界服飾史』の方、ざっと見た限り民族衣装も伝統衣装も出てこないようだ?