2022-03-10 一輪ほどの暖かさ 文化、文字 梅一輪一りんほどのあたたかさ 服部嵐雪 大岡信によれば、 「梅が一輪咲くごとに春の温かさが増してくるとの通解は、どうも当たっていないらしい」という。 梅が一輪だけさいている、その一輪だけだが、もうその一輪だけの温かさは感じさせてくれる、あわれさすがに、という気分の句という。