興味シンシン

興味津津または深深なnekoatama’s blog

一輪ほどの暖かさ

梅一輪一りんほどのあたたかさ

服部嵐雪

 

大岡信によれば、

「梅が一輪咲くごとに春の温かさが増してくるとの通解は、どうも当たっていないらしい」という。

梅が一輪だけさいている、その一輪だけだが、もうその一輪だけの温かさは
感じさせてくれる、あわれさすがに、という気分の句という。