騒然たるウクライナ情勢・・・
そんな中で、ちょっとお高い本を買った。1万8千円也・・
柊風舎の「世界の民族衣装文化事典」の第1巻。
柊風舎の本は「世界の文様歴史文化図鑑」に次いで1冊目くらい?
これも、ちょっとワクワクする・・
ヨーロッパの民族衣装の概説として、
ヨ-ロッパの民族衣装が明確な形とるのは、
18世紀半ばから19世紀であり、(p100)
大いなる歴史を反映しているように見えるが、
実際には、比較的最近になって作られたものがある(p120)、・・・・
それでも、「ヨーロッパ民族衣装の伝統」の項には、
ベレヒニア女神の写真がでていた。
キャプションは
「スロバキア地方独特の色鮮やかな衣装をつけた女性たちは、
伝統的に顔のない、古代の豊饒の女神ベレヒニアの像を持って、収穫期の畑を歩いて回る」
スロバキア地方ですか・・・
スラブ民族(西スラブ族)ですね
スラブ(Slav)
インド‐ヨーロッパ語族の中の、スラブ語を使う民族の総称。
原住地はカルパチア山脈の北方と推定され、民族大移動のとき東ヨーロッパ一帯に拡散した。
東スラブ族(ロシア人・ウクライナ人・白ロシア人など)、
西スラブ族(ポーランド人・チェコ人・スロバキア人など)、
南スラブ族(セルビア人・クロアチア人・ブルガリア人など)に大別される。
人口約2億5000万人で、ヨーロッパ最大の民族。
p109には、ベレヒニアの説明に、私もしばらく親しんでいた、マリア・ギンブタスによる「古ヨーロッパの神聖な象徴的なイメージ」の話も出てくる・・
ギンブタスと言えば、フェミニズムの学者とされてしまっているが、
Marija Gimbutas - Wikipedia, la enciclopedia libre
ちなみに
スラブ人には男性と女性への分割の概念がなかった。
著者はパトリシア・リーフ・アナワルト(UCLA付設フォーラー文化史博物館地域衣装研究所所長 2015没)
水、森、野原の神々 - https://ja.techwikibd.com/972561-peklenc-QZKQMU#Great_goddesses
のちほど~~~~~