マートン・ノルム(Merton CUDOS)
科学社会学の創始者はロバート・K・マートンであるといわれる。
公有主義(Communalism)科学者は発見を独り占めしてはならず、秘密主義は許されない。
普遍主義(Universalism)科学の業績は個々の科学者の個人的性格や社会的地位と関わりなく評価されなければならない。
利害超越(Disinterestedness)科学者は発見したものを利害を超越したやり方で用いなければならない。
独自性(Originality)科学者の主張は新しいものでなければならず、我々の知識や理解に新しい何かを追加するものでなければならない。
系統的懐疑主義(Skepticism)科学者は新しい知識を批判的・客観的に評価すべきである。
(出典:科学社会学 - Wikipedia)
「今日、科学的な情報が新たな知的財産権の対象となっており、そこでは科学のエートスの転換があることが指摘されている」:『知的創造サイクルの法システム』p16(児玉晴男)
「科学のエートスは、ロバート・マートンによって示されたアカデミックな科学の伝統的な慣習の多くを暗黙に支配している行動規範CUDOSから、典型的なR&D組織における研究者の経歴を支配する原理PLACEに転換している
Ziman, John (1994). Prometheus Bound: Science in a dynamic steady state. Cambridge University Press.
http://assets.cambridge.org/97805214/34300/excerpt/9780521434300_excerpt.pdf
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科学のエートス・・