今日は、あの方の誕生日だったそうですね・・1942年1月8日に生まれた・・
宇宙・・というと、ようやく読み始めた本は・・
この探求の旅を導いてくれるのは、さまざまな科学分野で得られた洞察だ。読者のみなさんには、わずかばかりの背景知識があれば大丈夫。
・・と、私のごとき文系頭に配慮した、というか、「自然科学を原動力として、人文科学に意義づけられた旅」というので、
まだ、「はじめに」と「訳者あとがき」にあたりをを読み始めたところですが、読み通せそうで、ヨカッタww・・
自分が数学と物理に心惹かれるのは、これらの分野は儚い日常を超越しているからだと納得がいった(p14)
そして、オズワルド・シュペングラーの『西洋の没落』の中の熟読した一行の話・・
私が心底驚かされてのは次の言葉だった。
「人間は、死を知る唯一の生物である。生物は全て老いるが、人間以外の生物は、その生物にとっては永遠のように見えている瞬間だけに限定された意識を持って老いる」のであり、
自分はいずれ死ぬという、人間だけが持つ知識ゆえに、「死に直面して、本質的に人間だけのものである怖れ」が、おのずと立ち現れるのである、と。
シュペングラーはこう結論づけた。「すべての宗教の、すべての科学研究、すべての哲学は、その怖れに由来する」。
サルトルは、人間が「自分は永遠に存在し続けるという幻想を失う時」、人生そのものから意味が失われると述べた。(p16)
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つまるところ、光が当たったいる短い時間のうちに、自分自身の意味を見出すことが、我々に与えられた気高い任務なのである。
Bookshelfの目次読書に続く~~(一休み後)