興味シンシン

興味津津または深深なnekoatama’s blog

『100均資本主義』

30年ぶりの物価高の中・・・

欲望の資本主義→低欲望の資本主義・・100均の銀座進出
100均資本主義・・マルクスの予想を覆すもの
資本主義の本質である「利潤」を過度に追及しない異端

新たな定義が必要な日本資本主義・・

ただ今読んでいる図書です。

 

 

 

日本の論点 2023~24
日本の論点 2023~24 Amazon

 

郭洋春(KWAK Yanchoon)(著) プレジデント社2022/12/01刊

内容紹介
バブル崩壊から30年、長く低賃金が続いても国民が暮らしてこられたのは、100円ショップなどの激安ショップが存在するおかげだ。この特異な経済のかたちを「100均資本主義」と呼び、日本経済の現状を探究する。

内容紹介(「BOOK」データベースより) 100円ショップから見えてくる21世紀の資本主義。約1兆円業界の構造と収益から見える新たな経済の形と未来。目次(「BOOK」データベースより)
第1章 なぜ、100円ショップは儲かるのかー資本主義の究極の利潤追求モデル(あふれかえる格安ショップ/100円ショップは小売業のディズニーランド ほか)/
第2章 “生活革命”をもたらした新型コロナウイルス(新型コロナウイルスが加速させた新たな生活様式ーおうち時間の増大/DIYを支える100均グッズ ほか)/
第3章 21世紀は100均資本主義の時代(21世紀はデフレの時代かー「D>S」の社会から「D<S」の社会へ/「貪欲」から「飽和」した社会ーモノを買わない若者 ほか)/
第4章 100均資本主義の未来(「納得解」と「自己肯定感」/労働からはたらく、競争から協調、所有から共有、信用から信頼へ ほか)/
第5章 改めて100均資本主義を考える(「ポツンと一軒家」は究極の「Dのない社会」/「Dのない社会」を受け入れ、生きていく姿勢と覚悟 ほか)

 

100均ストアこそが、成長力を失い、コロナがとどめとなってマイナス成長という閉塞状況に陥ってしまった従来の新自由主義に対抗する「新しい資本主義」の形態

資本主義としては異端・異形ながら、成長至上主義から解き放たれる日本独自の経済モデル

目次から

~~本書の核心はこのあたりか(以下)~~