ただ今読書中
地球温暖化、生態系の変化、パンデミックの襲来。虫たちは地球の変化をとっくに知っていた。人間はどこへ行くのか-。コロナ禍をまたぐ4年間、虫を愛するふたりが、縦横無尽に語り合った足もとからの文明論。
いや、虫には興味がないのですが、コロナ禍の間、
明治維新とか文明開化について考えることが多かったという件、
なぜ世界は西洋化をめざすのか、と。
日本人に果たして個人主義が主体となった西洋の社会構造というものは適応するものなんだろうかと。
西洋的なリーダーによる民主主義は日本の土壌には合わないんじゃないかと。
社会現象すら、自然の成り行きとして向き合っている、と・
日本はもう誰にも言われずに、「ひとりでに」ほとんど「脱経済成長」を実現してしまっている、と.。(p222‐224）
あと、猫に従属するという話。(p111)
星新一のSFに、宇宙人が、地球における生態系のトップにあるのは何かと観察した結果、一番強いtと思っていた人間が、猫の言いなりになっているのを見て、
猫が地球という惑星における最大の支配力を持った生物だと結論づける、
「物書きはたいてい猫に従属している」
SNSを何年かやっていると、長い文章を読めなくなるというというアメリカの研究結果の話とか、(p114)
御一新で全部まっさら綺麗になる、もう刷新されたのだから昔のことは言わない、この国はそうやって、なにもかも水に流してしまうつもりかっていいたくなる 。
亜米利加が格差社会になった理由、統計の結果を最大の根拠にする社会だから。
あと、インプラントを2本に入れたという話とか’(笑)・・・
