図書返却前の目次読書記録。(1998年刊)
パリも入れて22都市・・・・
思いがけない驚きと歓び。豊穣な風土・文化のなかに見出す「不思議」、既知の町を未知の町へ変え、朗らかな旅人はゆく。悦楽のガイドブック。
パリ―序にかえて
1.アンボワーズ―ロワールのパゴダと城館
ナント―パッサージュから植物園まで
カンペール―ケルト伝説の故郷
2.ラ・ロシェル―大西洋にのぞむ塔
アングーレーム―国際マンガ博物館訪問
カオール 橋・悪魔・ロマネスク
(ロート川のヴァラントㇾ橋の塔)
3.バイヨンヌ―バスクの生ハムの味
ルルド―「奇蹟」か不思議か
アルビ―薔薇色の川と家並〔ほか〕
以上で紹介の、筑摩書房での目次は7分の3だが、
パリ、いやフランスはは川の国でもある・と(p6)・・なるほど。
川沿いの道=ケ(quai)というと。
本の表紙は、著者の撮影のナントのボムレー小路
(パッサージュ Passage Pommeraye 1843)
(ナントは「シュレアリスム文学の一磁極」植物園にブルジョア出のヴェルヌの記念碑もあり)
ヴェズレーの聖堂の裏手には「無神学大全」のバタイユの墓もあるとか・・見ましたっけ?
Amazon「フランスの不思議な町」のほうでは・・
内容(「MARC」データベースより)
豊穣な風土・文化のなかに見出だす「不思議」。既知の町を未知の町に変え、朗らかな旅人はゆく。思いがけない驚きと歓びに出会える、快楽のガイドブック。
レビューに「朝もやに霞むヴェズレー」があった・・そうそう!朝もや!!
以下、摘み読みしつつ、残りを、筑摩書房の目次につなげると
- ヴェズレー 巡礼地の怪物たち
(12世紀という時代が中世キリスト教の復興期であり盛期であったことが、まざまざと感じ取れる。p114)
ムーラン 15世紀の大画家
’(「聖母の戴冠」(1198頃))
ル・ピュイ 黒い聖母、赤い聖母 - エーグ・モルト 捨てられた地中海都市
バスティア コルシカの夜・昼・昼
グラス コート・ダジュールの香水瓶
(国際香水博物館) - グルノーブル アルプスとスタンダール
ブザンソン 天文時計にフーリエを想う
(フーリエ、ユゴー、リュミエール兄弟の出身地)
ストラスブール アルザスで見るもの食べるもの
(ノートルダム聖堂の前に広場がない、ゲーテも滞在
ウーブル・ノートルダム博物館の絵画は、コルマールのウンテルリンデン美術館のそれに並んでフランス有数) - メッス 宙に浮かぶ大聖堂
(サン・ティエンヌ聖堂はこれまで見た5本の指に入る、グラウリーという土地の龍)
リール 解放記念日に「スウィング」
ルーアン 頭蓋骨と廃墟と
最後のルーアンのサン・マクルート教会のアトリウムは14世紀の黒死病の流行の際、死体置き場になったということで、
無数のしゃれこうべの木彫りが・・驚いた。行こうかな?
次はこちらか?