昨日も、頭が冴えている「神聖なる」午前の時(トーマス・マンは9時から11時半という、私は7時半から10時半あたり)、「黙示録」(関連)を読んでいたのだが、
(ちなみにテーマは空想動物です)
D・H ・ロレンスの『黙示録論』(ちくま学芸文庫 福田恒存訳2004)
そうです、その通り! それは良かった!的な箇所として、
あれですよ、7つの封印を施された巻物、その封印を解くってこと、なんかおかしいよね?
ロレンスが合点がいかないと言ってるが、ほんとに、そうだった。
どういうことかとそのイメージを見ていた・・
1.http://blog.livedoor.jp/hideki4612/archives/1063424705.html
「一つ封印を解いても、巻物はほどきえない」
そうそう!そうでしょ!!!
2.封印1~~6の内容は巻物の表にかかれていて、7つ目の封印を解いたときに初めて中を読める、とするのが、教会の一般的見解らしいが、
それだと封印の役割があるのか疑問です?
牽強付会の説だと思った。
https://kokoronokagi777.wixsite.com/seisyosouko/blank-7
3.
こういうバリエーションもあった・・苦肉の策?
https://loudcryofthethirdangel.com/the-secret-of-the-sealed-book-of-revelation/
4.巻物でなくブック形にして、章ごとを封じている13世紀の写本の図https://fr.wikipedia.org/wiki/Apocalypse_de_Douce
(ボドリアン図書館 オックスフォード 所蔵)
ん~~、これがとても多いけど、これは反則!
「巻物」って言ってるじゃない~~
ロレンスは言っている
「おそらく最後まで巻物を開いてみるつもりなどありはしないのだろう」(p116)
同時に「そのようなことは全くとるに足りない些事にすぎない」といっているが、
この封印された巻物を描かねばならないヤツはどう処理していたのか、それが気になるのだ・・
デューラーはどう描いたのかと思ってみてみたが見当たらないので、
古書を買った・・
「図録 黙示録 -デューラー / ルドン」
https://www.geidai.net/zuroku/610.php
こっちは高くて買えない