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今年の誕生日プレゼントto me

西欧古代神話図像大鑑―全訳
『古人たちの神々の姿について』

 

西欧古代神話図像大鑑―全訳『古人たちの神々の姿について』

西欧古代神話図像大鑑―全訳『古人たちの神々の姿について』

 
西欧古代神話図像大鑑 続篇―東洋・新世界篇/本文補註/図版一覧

西欧古代神話図像大鑑 続篇―東洋・新世界篇/本文補註/図版一覧

 

 
辞典・事典フェチの部ではこれにしました・・

 

訳者あとがきにある「わたしたちの感興の中では再び非知と無知はほどんど区別がつかないものとなっている」というのは真にさもあらんと思う。「一つの文化規範が溶解してかなり異様なものとなっている」というのは、いつの世にも人間老いたるものの繰り言めいてもいるかと感じるが。

 

しかしこれを読む前に若桑みどりさんを読み通さねばと思っている・・
芋蔓式読書という言葉があるが、

それで、この本と
パノフスキーの古書も買いました・・・

 

視覚芸術の意味 (美術名著選書 18)

視覚芸術の意味 (美術名著選書 18)

 

 



実は誕生日には自分以外の人にプレゼントするの部もあるのですがね~~~


この頃、寓意像関係の絵画を見ていたのですが、
鑑賞能力がないというのはもちろんだか、あまりそっち方向(ルネサンス以後)に興味がわかなくて、
新しくても中世15世紀くらいまで・・というか、私は、
若桑みどりさんの言う

「可視的な現実性を模倣するという美術活動の対極をなすもの」である、
不可視的なイメージの表現の在り方

・・・それに興味があるのだということが、分かった・・・と・・・

絵画自体というか、具象的リアリズム、「近代絵画」には、あまり興味がなかったのかも????
ゴッホの絵はゴッホが神話なので別だったのか?
とにかく最近は
若桑さんの「三つ首怪物の普遍的生命について」を見ている・・
面白い((;'∀'))
https://ja.wikipedia.org/(若桑みどり)

 

ところでウィリアム・ブレイクというと

まずもって、第一に、詩人としてしか認識していなかった・・・と思うのだが、
(図書館に画集がない)

一つ選びたい?

William Blake 003

Blake Dante Hell V

William Blake - 111 artworks - WikiArt.org

 

 

ブレイク全著作

ブレイク全著作

 
死よ墓より語れ―詩画集

死よ墓より語れ―詩画集

 

 

 

銅版画師ウィリアム・ブレイク (京都ブックス)

銅版画師ウィリアム・ブレイク (京都ブックス)

 

 

 

 

 

 

 

ブレイク 修正される女: 詩と絵の複合芸術

ブレイク 修正される女: 詩と絵の複合芸術

 

 

 

デザインとデコレーション: ウィリアム・ブレイクからコーファーへ (イギリス美術叢書)

デザインとデコレーション: ウィリアム・ブレイクからコーファーへ (イギリス美術叢書)

 

 

 

 ブレイクの詩を丁寧に読めるサイト→

 https://blake.hix05.com/Innocence/100innocence.index.html

ブレイクの画の方を中心としたものを読んでみたい・・ 

 

ゲニウス(ジーニアス)=人間・自然・社会など万象に内在する神的な力、それぞれの存在に隠された神的なエネルギー

ギリシア語のダイモンを継承するラテン語
ロマン主義者ブレイクの、人間の神聖を証明する鍵概念

 

人間を無心から経験へと転落させるのが理性であるとすれば、 
人間を理性の呪縛から解き放ち、新たな段階における無心の喜びへと復帰させる黙示録的な破壊と栄光回復のヴィジョンによる「感性の歓び浄化」


『ブレイク詩集』 平凡社ライブラリー1995刊 解説「詩魂」とゲニウスについてby吉村正和

 

 

 

 

一般的な紹介のされ方に反する「意外な」思いが少しばかりする、ということに関しては、ダ・ヴィンチの素描もそうだろう…

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レオナルド・ダ・ヴィンチの素描

老人と若者の顔をもった一体のグロテスクな素描!