情報の「編集」
edit
エディット 〈本などを〉編集する; 〈原稿を〉校訂する.
【語源】 ラテン語「外に出す,作り出す」の意;
【名詞】 edition
〈新聞・雑誌・映画などを〉編集(発行)する.
compile
コンパイル (編集のために)〈資料などを〉集める.編纂する, 編集する, 〈作成する〉 (資料をまとめて)〈書物を〉編集[編纂(へんさん)]する.
・調製する, 集成する
splicing
スプライシング、組(み)換え,切り継ぎ、接合
※映画:写真のコマの編集もsplicing(つなぎあわせ)
松岡は、「データ情報」を扱うための基本技法である収集・選択・分類・流派・系統の5つの「編纂」(compile)と、
「意味情報」を扱うための基本技法である要約・模型・順番・交換・適合・共鳴・比喩・図解・注釈・暗示・擬態・変容・歪曲・装飾・保留・構造・焦点・劇化・遊戯・翻訳・周期など59の「編集」(edit)の、
あわせて64の編集技法を体系化
ここのeditとcompileの区別ってどうなのかな?
コンパイルというと日本語の文脈の中ではコンピュータ用語として扱われることが多い
(現在のハリウッド映画においては、最終的な編集権はほとんどスタジオ側が持っており、監督の意向が無視されることもしばしばである。そのため、のちに独自の「ディレクターズ・カット版」などが上映・発売される場合がある)
ふむ・・・
要約 交換 適合 共鳴 比喩 図解 注釈 暗示 擬態 変容 歪曲 装飾 劇化 遊戯
・・・ざっとみているうちに 修辞法・レトリックの分類を思い出した
レトリックの五分野、発見・配列・呈示・記憶・演示
「松岡正剛は、どんな素材情報も編集がなければ情報にならないとし、情報積藍における編集は、出版社による編集を提供編集と呼び、各個人が私的に行っていた編集を自己編集とすれば、それら二つの境界が曖昧になり互いに浸透し合う相互編集の可能性が開けてきたという」 著作物の編集は、他人の著作物の引用と転載と掲載を伴う
(「知的創造サイクルの法システム」児玉晴男p18)
編集の英訳はeditが一般的で、splicingまではなかったのですが・・・
遺伝的組み換えは英語で: Recombination・・・combinationは結合
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