「世界の植物」の植物園巡りも90号まで来ました‥
ベルべデーレというと、バチカン美術館の中庭に行きましたが
記録を見るとその名称にあまり注意を払っていなかったようです。
ja.wikipedia.org円安で、海外旅行に行く気力が落ちたのですが、昨日来た信託会社の報告を見て、
旅行一回分くらいの収益?があったのでびっくりし、かつ、ウィーンに行きたくなりました‥フランスの田舎もいいし・・
入ったら出られなくなるとK先生が言うウィーン美術史美術館、まだ行ったことがないのでした・・
さらに、足(飛行機)を調べると北京乗り換えが安い・・どう行くべきか思案開始・・
では以下引用

植物園めぐり
ウィーン市の北東部、町はずれに近いプリ ンツ・オイゲン通りにウィーン大学付属植物園の入り口があり,そのすぐ裏手に高山植物園がある。
すぐ隣は有名なベルペデーレ宮殿とその 豪華な大庭園で,観光客をさらう。 植物園の規模はそう大きくはないが、植物群ごとのコレクションの内容が豊かなことは 驚くばかりである。
たとえば,アブラナ科のハタザオ属の20種 以上とかアリッサム属の10数種,イヌナズナ 属の20種以上,ゴマノハグサ料のクワガタソ ウ属の10種以上、ナデシコ科のものも多くナ デシコ属の約70種,キキョウ科のツリガネニ ンジン属の20種などがある。またこれらのほかシオン属(キク科)の14種,キジムシロ属(パラ科)の約16種,アルメリア属(イソマツ科) の約15種,ネギ属(ユリ科)の30種以上,リ ンドウ属(リンドウ科)の10種以上、オダマ キ属(キンポウゲ科)の10数種、オキナグサ 属(キンボウゲ科)の20種以上など、数えあ げられないほどである。
これらはすべてロッケリー式に植え込んで あり,かなり生態条件を配慮して自然状況に 近づけようと試みている。また,ハタザオ属 のなかに日本のハマハタザオが見られるように,ある属のコレクションのなかには、その 群全体をカバーするために,高山植物でない メンバーも入っている。
ヨーロッパの高山植物を主体としているが 他の地域のものも考えられている。
<文と写真·古沢潔夫 琉球大学教授> 植物園めぐり c🄫朝日新聞社 1977