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「世界の植物」56 チボタス高山植物園

「世界の植物」56の植物園めぐりはインドネシアの チボタス高山植物園
以下引用

植物園めぐり
チボタスへは,車でボゴールからバンドン に通じる街道を,途中にある茶園の続くパンジャップ峠を越えると約2時間で着く。44号 で紹介したボゴール植物園の分園で,標高1400 メートルの高冷地にあり,年間気温は11度から23度,雨量は4000ミリもある。
60万平方メートルの園地の周辺は,信州田毎のあたりで見るような段々畑が続き,山々 には霧のかかっていることが多い。熱帯高冷地と温帯の植物が,南北両半球から集められ ている。マラリアの特効薬に用いる南アメリカ原産のキナノキが,ジャワで初めて植えら れたのが,このチボタス。いまでは見事な大 木に育ち,ジャワでの栽培成功の記念樹とな っている。
山の斜面には,日本のスギやオーストラリアのナンヨウスギの大木がそびえ,低地にはこれらスギ類の美林を背景に大きな池がある。その周辺には南アフリカから持ってきたアロエ の類がよく育ち,ヒマラヤザクラが花 をつけるなど,池の端にたたずむと世界の植物が 雑居する縮図を見ているようで楽しい。
わたしが訪れたのは8月中旬。1本のヒマラヤザクラが,ある枝は花をつけ,ある枝は 新緑の芽立ちであり,ある枝は落葉寸前とい った奇妙な生態を見せていた。また,日本が ら移植したカキが紅葉を1,2枚残し,その下 では紫色のアジサイと,真っ赤なキリシマツツジが満開だった。ここでは,カキが紅葉を年 2回くり返すという。遠くへやってきて,ふる 里の習性を忘れてしまったのだろうか。

<文と写真·木島正夫 京都大学教授> 植物園めぐり 🄫朝日新聞社

木島正夫(1913−1996)生薬学者

https://dl.ndl.go.jp/view/prepareDownload?itemId=info%3Andljp%2Fpid%2F10759019&contentNo=1

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Cibodas Botanic Garden
チボダス植物園(Kebun Raya Cibodas)はインドネシアのジャワ島西部のチボダス地域のゲデ山(Gede)山麓にある植物園

https://www.tripadvisor.jp/Attraction_Review-g1006216-d2211858-Reviews-Cibodas_Botanical_Garden-Cianjur_West_Java_Java.

なんか涼しそうでうらやましいです。
しかし連日雨のようだ‥

下の気候区分は別名
冷帯夏季乾燥気候なので違うようだが・・・・

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亜寒帯(冷帯)に属するが実際は他の冷帯気候の分布とは異なり、温帯の地中海性気候や乾燥帯のステップ気候に隣接する高地に分布する。分布地域は限られており、世界的にも珍しい気候区である。

熱帯高冷地

AI による概要
熱帯高地とは、熱帯地域に位置しながら、標高が高いために年間の平均気温が低く、周辺の低地とは異なる独特の気候を持つ地域を指します。この地域では、標高が高くても熱帯の緯度に近いため、1年を通して春や夏のような温暖な気候(年間気温の年較差が小さい)が特徴で、人間が高度な文明を築いてきました。代表的な熱帯高地にはメキシコ中央高原、中央アンデス高地、ヒマラヤ・チベット高地、アビシニア高原などがあります 

 熱帯高地で栄えた文明を「高地文明」と呼び、人類史上重要な文明の一つと位置づけられています。これらの文明は、環境に合わせた独自の栽培技術(ジャガイモ、トウモロコシなど)や家畜の飼育、精巧な建築技術を発展させました。

 

 

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ジャワ島西部は熱帯雨林気候でよいのか‥インドネシアは広大な国土と多様な地形のため、地域ごとに気候の特徴が異なる。

www.indonesiasoken.com

www.picturethisai.com

https://www.makino.or.jp/img_data/PAGE_science-report_11.pdf?4

植物園海外事情調査 県立牧野植物園 


nekomegami.hatenablog.com