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「世界の植物」70  アメリカ国立樹木園

「世界の植物」70号の植物園めぐりは、アメリカ国立樹木園


植物園めぐり
ワシントン市のブランデンブルグ通りを北東に進み、R通りとクロスしたところから徒 歩約5分で、小高い樹林に出る。ここがアメ リカ国立樹木園――ナショナル・アーボリー タムだ。168万平方メートルにおよぶ広大な 敷地には,7600種もの樹木がすくすくと伸び ていて,植物園だとは到底思えない。

 

針葉樹とカシやニレ類が主だが,よく手入 れが行き届いており,その中をドライブウエ ーが通っている。気をつけてみると,日本や 中国のサクラ,モクレン,カエデ類もよく育 ち,種類の多い混交林になっている。春は下草も豊かで,北アメリカ野生の草の間に,栽培植物もちらほらしている。流れは滞って池 となり,ヤナギやハンノキの類も多い。

 

ここの主管は農務省の研究部。連邦議会の決議により1927年3月4日に設置されたもの である。東京付近に似た温和な気候に恵まれ ているので,ほとんどの植物が戸外で育って いる。ツバキ,ツツジ,シャクナゲ,モクレン, ムクゲ,モチノキなどの類やリンゴ属,サル スペリ属,センニンソウ属の植物が多い。

 

園長のクリーチ博士は日本のサクラ類に興 味をもっているだけに,その品種は急に増え ている。管理官のマイヤー博士は50余万点も さくよう の標本を収めた腊葉館の主任で,ウォーカー 博士とともに,大井次三郎博士の『日本植物誌』英訳版の編集に当たった人である。ここ では分類学的研究のほかに,樹木の品種改良 の研究に力を入れている。植物の展示,とりわけ秋のキク展は,大規模で美しい。

<文と写真·

 

> 植物園めぐり ©朝日新聞社 1977

https://www.usna.usda.gov/

この円柱の写真を見ると
20年前のバラの季節に行ったこの公園を思い出します・・

https://maps.app.goo.gl/cjF1ZyWrDHuUbBF79
バラ園のコラムを見にまた行ってみたい・・5月のバラですね‥

nekomegami.hatenablog.com

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