しばらく「朝日週刊百科世界の植物」の表紙裏のコンテンツを見てきたのであるが、
30号にきて、コンテンツが変わってしまったのでびっくり。
ずっと最後の120号まで、世界各国の植物が出てくるのだと思っていたら、
「植物園めぐり」になっていた。
みると102号まではそれなので、こちらのコンテンツの方がずっと多いことになる。
なお、最後の18部はまた別のコンテンツで「黎明期の日本植物学」であった・・
今回見る30号は、オランダのライデン大学植物園だったが、さもあらんという感じ。
それは「ヨーロッパの歴史Ⅱ 植物から見るヨーロッパ史」で、挙げられていた通りの理由・・
「日本における園芸の始まリ・植物学の発展」を考えるとここからになるだろうから・・
以下引用
開園が1596年という世界でもっとも古い植物園のひとつ。
しかもヨーロッパでは,日本といちばん縁の深い植物園である。
日本の動植物の研究者として有名なシーボルトは,1830年に日本から帰国して歴史の古い美しいこの町ライデンに植物園を開き,日本や中国の植物を盛んに育てた。
ところが現在は彼のつくった植物園は跡かたもなく,その跡には「シーボルト通り」とか「出島通り」といった町名が残っているにすぎない。
彼が丹精した日本の植物の多くは, 1829年から1862年の間にライデン大学植物園へ移され,そのいくつかがいまでも生き残っている。
例えばトチノキやケヤキ,オニグルミの大木。
昔オレンジ類を栽培したという建物のレンガの壁には,アケビなどがよじ登っていた。園内の中央には1932年に建てられたシーポルトの胸像があるが,片仮名で「シーボルト」と彫られた碑名を見たときは、さすがの私も日本の植物園を見学しているような錯覚をおぼえた。それにしても1937年には29種あった日本の植物が,1973年には12種になってしまったということで,案内してくれた職員のクリ―エさんは,いかにも淋しそうだった。
この植物園は,ライデン駅から1キロほどのところにある。歩くのがよい。駅前のいま
は博物館となっている大きな風車小屋を見て、ラーペンブルグ通りのシーボルトが住んでいた家の前を歩いて行けば,ちょうど15分ぐらいで着く。広さ2万6300平方メートル,所蔵植物8500種ほどの,さして大きくない植物園である。
<文と写真·清水建美>
植物園めぐり
©朝日新聞社 1976
清水建美 - Wikipedia 植物学者(1932 - 2014)
こことパドヴァ植物園は行きたいと思っていたのだが、・・
円安進行で(なんと1ユーロ172円)で、行き損ねそう(;^_^A
Ludwig Oswald Wenckebach - Borstbeeld Von Siebold in Hortus Leiden - 1932
Carolus Clusius - Wikipedia
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カール・フォン・リンネ(Carl von Linné )、1707- 1778)
「分類学の父」
photobyM 20250626
