カチカチ山の兎
芥川龍之介のかちかち山は短く、よくわからないままが、太宰治のカチカチ山の方は今も結構取り上げられている。
1945年の5月末頃の作。「カチカチ山の物語に於ける兎は少女、さうしてあの慘めな敗北を喫する狸は、その兎の少女を戀してゐる醜男。これはもう疑ひを容れぬ儼然たる事實のやうに私には思はれる。」(冒頭の文)
こnかちかち山の兎のことが頭にあったので、先日本屋に散歩に行って、
新潮文庫の文豪ナビのダザイを読め!!・・なる物をつい買ってしまった。
どっちかというと、太宰より芥川龍之介の口だったが・・