
植物園めぐり
首都ウエリントンの北の高台にあって,立派な標本館や研究室がある。園のほとんどが
ロック・ガーデン式に自然状態で植え込まれているのが特徴で,山地生の植物が多い。だからオーストラリアの植物を見なれた目には,この国の山の植物は一段と珍しく,日本に持ってきたいものが,たくさんある。
ニュージーランドには,ドクウツギ属が多く,2種類が植えてあった。キク科にもおも
しろいものが目立ち,ケルミシアが23種類,コケのように岩や地面をはうラオレアが11種類もある。意外だったのは,日本には草本しかないキオン属が,この国には木本を含めて16種類もあることだ。ゴマノハグサ科のヘーベーは,世界に100種類から150種類あるといわれ;うち90種類が山岳生で,この国の特産でもある。園には,そのほとんどが植えてあり,25種類の改良種にもお目にかかった。花は白,ピンク,青と色とりどり,庭木として好まれている。日本にも入れたい植物のひとつである。
わたしたち日本人には,スミレといえばやさしい草本のスミレ属しかなじみがないが,
ニュージーランドには,まったくイメージの違ったヒメナンテラという珍しい木本のものがある。
東部オーストラリア,ノーフォーク島などにも7種類が知られており,ここには6種類が植えてあった。枝をいっぱいつけた低木で、山にも海岸にも生えているが,わたしが見た
ときは残念ながら花は終わっていた。
<文と写真·森谷憲 宇都宮大学教授>
植物園めぐり
©朝日新聞社1976
ちょっと驚きました↓
木本になるスミレ科
Hymenanthera crassifolia0
tree violet
亜科 スミレ科
- リノレア族
- Rinoreinae 亜族 ( Rinorea、Allexis、Gloeospermum )
- ヒメナンテラナ ( Melicytus、Hymenanthera )
ニュージーランド(英語: New Zealand、マオリ語: Aotearoa)は、南西太平洋のオセアニアのポリネシアに位置する立憲君主制国家。首都はウェリントンで、最大の都市はオークランドである。
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