興味シンシン

興味津津または深深なnekoatama’s blog

読書・蔵書整理

ウンベルト・エーコの「歴史が後ずさりするとき」

ウンベルト・エーコの『歴史が後ずさりするとき』(2001‐2005の講演記録などのエッセイ集) 抜群に面白いですね。 まず、まえがきが面白い。次にざっと見た目次も面白い。 飛ばし読みで、 「神を信じなくなった人間は何でも信じる」も面白い。 「狼と羊―乱用の…

「ムスコ物語」

ヤマサキマリさんの昨年夏刊の「ムスコ物語」だが、ようやく図書の順番になり、さッと読了した。”あとがきにかえて「ハハ物語」”・・の部分は、前に読んでいたと思う・・ ムスコ物語 (幻冬舎単行本) 作者:ヤマザキマリ 幻冬舎 Amazon 何というわけではないが…

読む本の検索

読む本の検索@twitter 二千億の果実 作者:宮内勝典 河出書房新社 Amazon 【営業部】昨日発売の中公文庫新刊より、尾崎一雄『新編 閑な老人』人生を通りすぎていったあの人、あの出来事。日常に面白さを見いだす私小説界の巨人の、達意の文章をぜひ。https:/…

予約中の図書一覧

ノミネート作決定!2022年本屋大賞|紀伊國屋書店Kinoppy (k-kinoppy.jp) https://amzn.to/3oUgRXl これまでの本屋大賞 | 本屋大賞 (hontai.or.jp) 2015年から遠ざかっていましたが、 52ヘルツのクジラたち 作者:町田そのこ 中央公論新社 Amazon お勧めされ…

スーパーで見かけた本

スーパーで見かけたのだ・・ 「頭が良くなるアウトプット」ですか~~ 内容説明 これからの時代はアウトプットがうまくできることが「頭が良いこと」の条件だ!小学生で身につけたい。大きな声で発表できる!読書感想文がスラスラ書ける!発想力がきたえられ…

どこへ行こうか・・ルーアンのしゃれこうべ

図書返却前の目次読書記録。(1998年刊) パリも入れて22都市・・・・ フランスの不思議な町 作者:巌谷 国士 筑摩書房 Amazon www.chikumashobo.co.jp 思いがけない驚きと歓び。豊穣な風土・文化のなかに見出す「不思議」、既知の町を未知の町へ変え、朗ら…

『魔術的芸術』摘み読み

予約していた図書の アンドレ・ブルトンの『魔術的芸術』を読み始めた。(巖谷 國士監修 もう一冊、監修者著のコロナブックスの 『<遊ぶ>シュルレアリスム』も) ボードレールの言葉の引用が多いな・・と思いつつ、と摘み読みしているわけだが・・ 同時代…

コロナブックスを読む

今日はブログ村へのリンクを修正した。 何をテーマとするブログであるか?3つのカテゴリーから選べるということで、再確認したが、 本と美術と映画ということであるな~~ 年代とか、地域とかからも選べるようだが、ここでは上記3つに。 しかし! そのカテゴ…

「人間原理」

尊敬する”リケジョ”さんの本であるが、・・3刷り決定と。(ほかの本読む必要があって、まだ途中になってますが) nekomegami.hatenablog.com こっちも・・さすがでしたよね・・カルディアの占星術=権威ある学問から、他宇宙ヴィジョン、人間原理?? 人間…

地球儀を買わなきゃ

日常が始まりましたね、という感じ・・ 出口治明さん面白いね。人生の時間は限られているから、テレビとゴルフはなし・・という・ 『教養としての地政学』を読みましたが、「地球儀「を見ながら読んでほしい」とあった・・地球儀買わなきゃ。 bookshelf.kara…

『時間の終わりまで』

今日は、あの方の誕生日だったそうですね・・1942年1月8日に生まれた・・ www.google.com Doodle 宇宙・・というと、ようやく読み始めた本は・・ この探求の旅を導いてくれるのは、さまざまな科学分野で得られた洞察だ。読者のみなさんには、わずかばかりの…

初読書:芋蔓式読書

図書では、ヘルマン・ヘッセのエッセイ2冊をツン読しているが、購入本ではFacebook友の本もまだツン読中・・今日、1月7日の、ゴールデンタイムに、本腰入れて読もうとしているのは、佐藤満彦著 『ガリレオの求職活動 ニュートンの家計簿 科学者たちの生活…

参加してみる?「知らんけど」

【おうち時間を本で楽しもう】#丸善ジュンク堂に住んでみる2022冬エア開催⛄開催決定2月5日(土)の夜、みんなで一晩読書しながら各自が読んでいる本をハッシュタグをつけてツイッターに投稿しませんか? 今回も全員が「エア参加」で実施します。詳細はこちら…

Facebook友の今年の本

はじめてのオージープランツ図鑑 作者:遠藤 昭 青春出版社 Amazon 時間の終わりまで 物質、生命、心と進化する宇宙 作者:ブライアン・グリーン 講談社 Amazon 買いますね~~~~ ”Facebook友”というのはちとおこがましいかもですが。 年末:今年の残りはあ…

ルイス・マンフォードって誰?

ルイス・マンフォードって誰? 歴史の都市明日の都市 作者:ルイス・マンフォード,生田勉 新潮社 Amazon 名言集が作られているのにも驚いたが・・有機的ヒューマニズムの観点・・・? つづく~~

「WEBデザインの基本」第2版(テキスト)

個人サイト作りは、今は昔の趣味となった方がほとんどだと思うが、 私はこれからも続けます。 それでですね、 「WEBデザインの基本」第2版がこの8月に出ていたようで、 図書を借りて、摘み読みしている・・ いちばんよくわかるWebデザインの基本きちんと入門…

「スマホ脳」読了返却

返却前に 「スマホ脳」を読み終えた。 昨年11月発行ですぐ予約していたが、 今まで待たされて、 なおまだ待っている人がいるので、延滞せずに返却しました・・ bookshelf.karakusamon.com 9章に来て少し論調が変わったようだ・・うむ・・?いや、 そうじゃな…

「スマホ脳」

スマホ脳 アンデシュ・ハンセン/著 久山 葉子/訳 叢書名 新潮新書 882 出版者 :新潮社 2020年11月 予約図書がようやく読めます‥ 内容紹介 睡眠障害、うつ、記憶力や集中力、学力の低下、依存…。スウェーデンで注目されるメンタルヘルスのインフルエンサー…

ホンの片付け??

物が多いですね~~~・・(;'∀') 私が死んだら、この本はお荷物でしょう・・と、、マンション消防検査室内立ち入りの片付けをしながら考えた・・ できるだけ図書館を利用しようと思うものの、 図書館とは本がある場所でなく、ない場所であると思ったものでし…

イザベラ・バード

出口治明さんの「還暦からの底力」を読んでいるのだが、 その中に、僕の好きな紀行作家、として、19世紀のイザベラ・バードという女性の紹介があった。身体が弱かったのに、還暦を迎えてから、明治や清の時代に世界中を旅行して歩いた、という。(p115)特に…

フランス史のつまみ読み

アートカレンダーの絵であるが、 これもわからない絵であった・・ Jacques-Louis David - Marat assassinated - ダヴィッド《マラーの死》1793年165x128cmベルギー王立美術館 ja.wikipedia.org フランス新古典主義の画家ジャック=ルイ・ダヴィッドがフラン…

8月の本棚

2021年 こんな本を 読んでいます ・・というページを作っているのだが。8月の記録の一部・・ 2021年8月 1 還暦からの底力 出口 治明/著 講談社 2020/05 2 パリ中世の美と出会う旅 木俣 元一/著 新潮社 2008/09 3 世界の歴史 2 小学館 2018/12 4 佐伯祐三の…

エッセイを読む楽しみ

朝活2日で、ヤマザキマリさんの「ヴィオラ母さん」読了 ヴィオラ母さん 私を育てた破天荒な母・リョウコ 作者:ヤマザキマリ 文藝春秋 Amazon ヤマザキマリさんでこの間よんだのは、新書「たちどまって考える」(2020年9月刊) bookshelf.karakusamon.com 集…

「attention residue(注意残余)」

今日の朝活・メールから、 「読まない”世界的ベストセラー”」からの用語で newspicks.com ideanotes.jp www.bookbang.jp ideanotes.jp 「注意力の疲労」 ディープワークをするためにやっておきたい2つのこと ルーティーン 儀式 う~~ん・・「朝活」「神聖な…

100分de「老い」

朝活で、100分de名著(NHK)一冊読了 NHK 100分 de 名著 ボーヴォワール『老い』 2021年 7月 [雑誌] (NHKテキスト) NHK出版 Amazon ボーヴォワール「老い」・・表紙に曰く、「ひるむことなく堂々と老いさらばえよ!」というのであった・・ 恐ろし…

「名著ざっくり完読」「愛でたい読書」

2018年の8月号で、約2年前ですが・・ 日経おとなのOFF 2018年 8 月号 日経BP Amazon 古典を読むには、ガイド本が役に立つ・・・ わからなくても気にしないこと、だそう。(「古典に外れなし!心の赴くままに読めばいい」by出口治明さん ガイド本として、岩波…

行けない仏蘭西(ヴァンタドール城)とサンザシ

何だか知らないが、オンライン予約図書で、こういう本を借りてしまった。 吟遊詩人たちの南フランス (ナショナルジオグラフィック・ディレクションズ) 作者:W・S・マーウィン 早川書房 Amazon そういうわけで、返却前に一応見ておくことにする。 原題 THE MA…

楽しみな本

昨年10月刊のちくま新書であるが、まずは目次読書をしようと思って広げたところ・・ 石とぶどうだ‥ ロマネスクとは何か ――石とぶどうの精神史 (ちくま新書) 作者:健, 酒井 筑摩書房 Amazon ちなみに、前著については・・以下に。[ゴシックとは何か]ww.karaku…

南仏セートのヴァレリーの墓

マラン・ポール・ヴァレリー墓地 辻邦生の 『地中海幻想の旅から』 (中公文庫)の「海辺の墓地」 1960年の夏の終わり。ポール・ヴァレリーの墓を訪ねた話・・ 岬の突端の墓地の、ヴァレリーの 墓は 「つつましい目立たない墓で、 海辺の墓地』の第一聯の最後…

連休の芋蔓式読書

ただ今、 5月の連休である・・普通に「連休」と言っているけれど、実のところは、リビングでリモートワーク中のお方が約一名いるし・・人ごみに行かなくて済むのは良いけど、全然連休じゃないんですよね・・ 3回目の緊急事態宣言から5月2日で1週間が経過した…