新刊図書「メディチ家の別荘と庭園 世界遺産の歴史を旅する」
(2023年2月刊)
ルネサンスの大富豪メディチ家がフィレンツェ郊外トスカーナ地方に所有していた14の別荘と庭園(ユネスコ世界遺産)を写真と共に紹介。
各々を訪ね歩き、建築史・庭園史、美術・音楽・思想等との関係、周囲の景観などを探る。
トスカーナに合計36の別荘を所有、そのうちの12の別荘と2つの庭園が、2013年に
「トスカーナにおけるメディチ家の別荘と庭園」として世界遺産に登録された、(p3)
イギリスのカントリーハウスやイングリッシュガーデンの魅力はわが国にもたくさん掃海されてきたが、その源流となったイタリア・ルネッサンスにおけるメディチ家の別荘と庭園全14カ所についてまとめて紹介されることはなかった。(p5)
目次
第1部 田園の風に吹かれて
カファッジョーロの別荘―ムジェッロ地方の領主の城館;
トレッビオの別荘―ムジェッロ地方のもうひとつの領主の城館;
カレッジの別荘―プラトン・アカデミーの聖地;フィエーゾレの別荘―眺めのいい理想郷;
カステッロの別荘―動物のグロッタ;ポッジョ・ア・カイアーノの別荘
第2部 大公国の夢の跡
ペトライアの別荘―ダンスホールになった中庭;
チェッレート・グイディの別荘―ジグザグの大階段;
セラヴェッツァの別荘―僻遠の要衝;
ラ・マージャの別荘―狩りの休憩所;
アルティミーノの別荘―領域支配の中心;
ポッジョ・インペリアーレの別荘―新古典主義のファサード
第3部 愉悦の楽園あるいは人工の自然
ボーボリ庭園―市内のイタリア式庭園;
プラトリーノ庭園―イタリア式庭園からイギリス式庭園へ
行ったことがあるのは、ボーボリ庭園のみかな?・・
コラムにはポマルツォの怪物庭園もパニャイアのランテ荘もでていたが・・(p72参照)
フィレンツェ植物園は
Giusto Utens のルネッタ(Lunetta)
- Lunette by Giusto Utens.
Parco Mediceo di Pratolino(プラトリーノのメディチ家庭園)