柿沼洋平教授の中公新書です。2021年11月刊。
興味深い内容を砕けた語り口で展開してくれてます♪(まだ途中)
日常生活誌という事で、古代中国にタイムスリップして冒険、ローリングプレイゲーム的に、という話ですが、
現代の青年が古代中国にタイムスリップという中国ドラマは人気です。
例えば
2018年の「大唐見聞録」(戦乱の世にタイムスリプした青年が現代の知識を使って奮闘する歴史アクション)
2019年の‘「慶余年」(現代から現代の知識を持ったまま戦乱の世に転生した主人公の活躍を描く総会歴史エンターテイメント)
2021年の「贅婿」
女性が主人公のは2011年の「宮廷女官”若曦」などですが、現代の知識を活かすというのとは、ちょっと趣が違う。
2921年の「夕月花」など、”タイムリープ・ラブ史劇”というそうだ・・
※カッコ内はU-NEXTの紹介文など。
話を『古代中国の24時間』に戻すと、
アクセサリーは指輪よりピアスで、漢字では玉偏に耳で、
珥(じ)
【説文解字】には、大きい目を意味する字が5つもある、とのこと。
猫は狸と書いたこと!
ハチマキ/バンダナは幘(さく)といって、
青や緑の幘は一番下の身分のもので、蒼頭とは奴隷の意味であったと。
(’身分の可視化が凄い社会)
高潔の証として、蝉文金璫が好まれたこと・・
fuenone2020.hatenablog.comこちらのブログのお話がありますが、「せみもんきんとう」というよみで
「せんもんきんとう」でなかった。)
切らない長髪の毛先を隠すのは、毛先から魂が抜けると考えられたと、(p62)
まだそのあたりでございますが、これはお勧め本ですね‥
図書では帯がないので、購入~~