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言葉言葉言葉:ブリコラージュとはDIY

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自分の語学の方法を「ブリコラージュ学習法と名づけました。「ブリコラージュ」とは、「ありあわせの道具材料を用いて自分でものを作ること」「その場しのぎの仕事」といった意味です。

 

その対立概念が「エンジニアリング」。語学学校を含む「学校」で行われているのは、文法などの基礎からはじまり、初級、中級と何年もかけてレベルアップしていく「エンジニアリング」な学習法です。

ブリコラージュ - Wikipedia

(Bricolage)

フランスの文化人類学者・クロード・レヴィ=ストロースは、著書 『野生の思考』(1962年)などで、世界各地に見られる、端切れや余り物を使って、その本来の用途とは関係なく、当面の必要性に役立つ道具を作ることを紹介し、「ブリコラージュ」と呼んだ。

また、世界各地の呪術神話における思考の特徴的なパターンも「ブリコラージュ」と呼んだ。たとえば神話体系は様々な神々や英雄が織り成しているものであるが、全体としては個々のエピソードの集まりであり、きれいに一続きにはなっておらず神々の系図も複雑になっている。これは、先行する民族や隣接する民族の神話を引用したり、各地方の神話を一まとめにしたりしながら神話が形成されてきたために、神話体系が寄せ集めの状態(ブリコラージュされた状態)となっているからである。

 

ジャック・デリダはこれを人間のあらゆる言説(ディスクール)へと敷衍した。

 

 

Bricolage - Wikipedia

芸術では、ブリコラージュ( 「DIY 」または「日曜大工プロジェクト」のフランス語) は、たまたま入手可能なさまざまなものから作品を構築または作成すること、またはミクスト メディアを使用して構築された作品を作成することです。   ブリコラージュという用語は、人類学、哲学、批判理論、教育、コンピューター ソフトウェア、ビジネスなど、他の多くの分野でも使用されています。

ブリコラージュはフランス語からの借用語で、人間の努力における即興のプロセスを意味します。

この単語は、フランス語の動詞bricoler (「いじくり回す」) に由来し、英語の用語DIY (「Do-it-yourself」) は、現代のフランス語の使用法に最も近いものです。どちらの言語でも、ブリコラージュは DIY の努力の作品や製品も意味します。