Henri-Edmond Cross
A Pine Grove, 1906
アンリ=エドモン・クロス(Henri-Edmond Cross、本名:アンリ=エドモン・ドラクロワ Henri-Edmond Joseph Delacroix、1856- 1910)はフランスの画家である。「新印象派」の画家の1人である。
クロスが「点描」のような、新印象派のスタイルで描くようになるのは、1891年頃からであった。1891年にはスーラが亡くなっている。
1890年代の半ばぐらいまで点描の作品を描き、その後色の塊は面積を持つようになり、モザイク画のようなスタイルに変わって言ったとされる。
リウマチの療養のために冬は温暖な地を求めて、フランス南サンクレール(Saint-Clair)という小さな村で、1年を通して暮らすようになった。1904年にクロスを訪ねたアンリ・マティスはクロスの作品から影響を受けたとされる。
1910年にサンクレールで没した。