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触覚値

触覚値 tactile value 
ベレンソンが著書『ルネサンスのフィレンツエ画家(1896)で提唱した概念で、絵画において、描かれた三次元的対象(特に人体)が、見る者の想像力の中で触覚に訴える特質。ベレンソンはこの感覚が生命感を高揚させるとして、触覚値を偉大な絵画の指標とした

 

『 西洋美術のことば案内』 高橋 裕子 著 – (小学館 2008刊)巻末の「西洋美術の基礎用語・人名辞典」より