法廷物のドラマを見て、
「正義の女神」をもっと見たくなり、
ついで、ギリシアにさかのぼる「正義」?ということで
少々ずれて、
「藤沢令夫著作集」の最終巻「7 自然・文明・学問」 を借りていた・・
人は、「知にはお金を払いなさい」とか言うが、
それは正論なのですが、
図書にあるものは図書を借りて、返却期限までに、必ず読むというタスクを課すのも、
ありようとしては正解だと思う
・・というわけで、この本はエッセイ集なので、ざっと読むことができ
ついで、藤沢令夫先生の選ぶ岩波文庫の三冊・・というのを
ここにも書いておきたくなった
1、『明暗』夏目漱石
中学初年のころ、漱石の本を岩波文庫で一冊ずつ買って読むのを無上の楽しみとしたのが大人の読書への目覚めだった
2、『和漢朗詠集』(山田孝雄校訂)これも少年時代の愛読書。
「和」と「漢」が一体となった独特の対句のリズムが大好きだった。今なお折に触れて、あれこれの詩句が口に出てくる。
3.『国家』(プラトン/藤沢令夫訳)自分の訳書で恐縮ながら、哲学の古典を代表するプラトンの主著。「勧めたい書物」として挙げざるを得ない。さまざまの哲学的主題が国家論の枠内に縦横に折り合わされている。」
『国家』は全10巻からなるプラトンの代表作で、「正義について」という副題がつけられています。
★★★以下テーマまとめ2種★★★WEBサイトに
- 「藤沢令夫著作集 7 自然・文明・学問」(Bookshelf)
- 正義の女神 (イメージ 象徴 美術)