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ヴィゴツキー 自己内対話 13歳の危機

16.ヴィゴツキー(Vygotsky,L.S.)

レフ・セミョノヴィチ・ヴィゴツキー(Lev Semenovich Vygotsky)(1896- 1934)

レフ・ヴィゴツキー - Wikipedia

「心理学のモーツァルト」(37歳没)

 変化には危機が伴うことを指摘し、発達の危機、つまり発達的変化が急激に破局的様相を帯びて進行する時期である発達の質的転換点がいくつか存在しているとする

 

危機的年齢の一つ 「13歳の危機」

教育的困難性 発達の消極的性格

 

人生には、その後の生き方を左右するような分岐点としての危機が存在している

 

ユングは、様々な危機が生じることが多い中年期を「人生の正午」と喩えた

 

 

エルンスト・クレッチマー(Ernst Kretschmer, 1888 - 1964)

思春期危機という概念を導入

(第二反抗期と呼ばれてきた時期)

身体と心理とのずれから、不安定さが生じる

 

ヴィゴツキーの思想世界

ピアジェVSヴィゴツキー論争

ピアジェは幼児の独語は自己中心性の表れとした

ヴィゴツキーはもともと言語は社会的なもの(コミュニケーションの機能がその中核) 

幼児の独語は、言語が思考の機能を果たすに際し、その移行状況としてあらわれるものだとした

→独語は思考のための言語、外言化された内言(ピアジェも賛同)

思考のための言語は自分自身とのコミュニケーション・・自己内対話(内省的コミュニケーション)

 

 

ヴィゴツキー『思考と言語』入門―ヴィゴツキーとの出会いへの道案内

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ヴィゴツキーの思想世界?その形成と研究の交流

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「発達の最近接領域」の理論―教授・学習過程における子どもの発達

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