15.バルテス(Baltes,P.)
「生涯発達心理学(生涯学習の心理学)」を切り開いた学者
1980年代以降の、人の発達を生涯にわたる発達と喪失の過程としてとらえる観点に大きな影響を与えた
「補償を伴う選択的最適化」(selective optimization with compensation;SOC)
選択によって特殊化した適応の形態が、生涯発達の一般的特徴として持続的に発展すること
年齢による変化の中で喪失としてのエイジングの側面への適応が重要になってくること
エイジングに伴う制約に対し、補償的・代替的なメカニズムが発達すること
(荻野美佐子)
ポール・バルテス(1939〜2006)
(gain/loss model)
獲得(gain)と喪失(loss)
成長(growth)と衰退(decline)の混在したダイナミックシステムとして発達をとらえる