この語の意味するところは、知的なリアリズムではなくて(-_-;)
「知っているものを表現しようとすること」だそう
4~6歳頃(描画の発達段階の5番目)
「目の前のものを見ながら描いても、実際の事物と対応するわけではなく、知っている知識の表象を描こうとする」
例えば、コーヒーカップを描くとする。見えていない向こう側の柄も描くというようなこと・・
描画の発達
1 錯画(スクリブル):1歳半~2歳半頃
肘の運動だけで紙に点の跡を残す
2 目的的スクリブル:2~3歳頃
短い線や丸のような形を意図的に描く。3 図形認識の発生:2歳半過ぎ頃
閉じた丸など、起点に向けて戻す動きが出てくる4 擬似表象画:3~4歳頃
何かを表現しているらしい形が見えてくるが、まとまりのある図にはならない5 知的リアリズム:4~6歳頃
知っているものを表現しようとする
6 3次元空間の2次元的投影:5~7歳頃
私たちが生きている3次元空間(奥行きがあり、前と後ろの世界がある)を平面的(2次元)で表現する
7 表現の精緻化
3歳頃から頭足人間(頭から直接手足が出ている)の像から、胴体が得kが彼。身体全体のバランスが取れた人間の姿になっていく
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