塩野七生さんの本
「想いの軌跡1975‐2012」の冒頭
1978年(35年前)、小林秀雄が「日本文学大賞」を受賞したとき
僕のこの著作は一見するならば値段が高いように思える。ところが実際は、少しも高くない、なぜなら、一度読んで理解できないようには書いてないが、二度読むと愉しめるように書いてある。それで、四千円でも二冊分の値段ということだから、他の人の著作と比べて高すぎるということにはならない
・・という要旨のことを言われた←このようなことを言えるような作家になりたい。
haha!
ついで
第四章の「忘れえぬ人々」に
書き物机の右手の空間を20年間占めてきた「あなたの全集」の話にびっくり
(あなた=マキアヴェリ)というので、さっそく借りてきた
ワクワク♪
君主(指導者)たらんとするものは、種々の良き性質をすべて持ち合わせる必要はない。
しかし、持ち合わせていると、人々に思わせることは必要である。
haha!
ちなみに
「想いの軌跡1975‐2012」の最後は
「どうせ同じ人生なら、豊饒であるにこしたことはない」のだから。
であった(石ノ森章太郎「レオナルド・ダ・ビンチになりたかった」の中にある言葉)
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