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「里山」、「生態的帝国主義」

本日は文化人類学の勉強を少々 言葉としては、「里山」、「生態的帝国主義」あたりで・・

里山(さとやま)とは、集落、人里に隣接した結果、人間の影響を受けた生態系が存在する山をいう。深山(みやま)の対義語。 歴史的に見て日本列島の里山は植生が極度に破壊された禿げ山、草山、アカマツ林から、本来の極相とは違う形で安定した二次林、あるいは竹害的な竹林、そしてその土地本来の極相林など、多様な植生が存在する場所であるということが言える。(Wikipedia

「四手井 綱英によて作られた、自然に近い原風景への郷愁をうまく表現するものであった 郷愁の対象としての森のイメージ」(by 内堀基光先生)
森林はモリやハヤシではない―私の森林論森林はモリやハヤシではない―私の森林論
(2006/05)
四手井 綱英

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熱帯雨林の原生林

20世紀に入り、かつて地表の14%を覆っていたとされる熱帯雨林が現在は6%まで減少(Wikipedia

「商業伐採の国際推移: 1960年代からの日本の高度成長経済と熱帯材の輸入は手を携えて進んできた感がある。 先住民と多国籍化企業の間の軋轢が顕在化している」(by 内堀基光)

二次林とは?環境用語。 原生林が伐採や災害によって破壊された後,自然に,または人為的に再生した森林。 ↔ 原生林 (二次林とは - 環境用語 Weblio辞書)

二次林が手入れされずに放置された場合、生物多様性への影響が特に大きいのは、コナラ林とアカマツ日本の里地里山の調査・分析について(中間報告) - 環境省

「森林は保護する環境であると同時に、何らかの点で利用すべき資源であるという二重性のジレンマ」(by 内堀基光先生) ⇒政治生態学

生態学(: ecology)は、生物と環境の間の相互作用を扱う学問分野 経済活動や社会運動も含めた広義のそれは、エコロジーを参照 英語の"ecology"は、1866年にドイツのダーウィン主義生物学者エルンスト・ヘッケルにより作られた。ギリシア語のoikos(=家)とlogos(=科学)とを組み合わせたものである。 政治的生態学(英:political ecology)とは、政治的・経済的・社会的要因がどのように環境に影響を与えているかを研究する領域である。近年の環境悪化の結果として、エコロジー運動の機運が高まっているが、政治・イデオロギーと科学としての生態学の基本的な違いを理解することは重要である。(Wikipedia

生物圏と生物多様性 ⇒生物の多様性に関する条約 [森林の減少と劣化を原因とする温室効果ガス排出の削減](REDD)のための戦略プラン採択されたく(2007年 COP13) ※生物多様性条約本文

COPは、気候変動枠組条約国会議で1995年から毎年12月に開催されている。COP3(97年)は京都で行われ、先進国が温室効果ガスを削減する数値目標を示した京都議定書を採択した。COP13は、2007年12月、インドネシアバリ島で行われた。(コトバンク、 知恵蔵2014)

バイオテクノロジーなどのために、先進国や多国籍企業などが途上国の生物多様性を搾取・支配すること。インドの女性科学者バンダナ・シバなどにより「バイオパイラシー」(生物資源の盗賊行為)とともに使用されるようになった。生物多様性条約の南北問題の一つである、遺伝子資源へのアクセスとその利用から生じる利益の公正・衡平な配分(ABS)要求の原因ともなっている。 EICネット[環境用語集:「生物帝国主義」